特区政府律政司は5月27日、香港特区成立25周年「基本法」法律フォーラムを開催した。現地各紙によると、国務院香港マカオ弁公室の王霊桂・副主任はスピーチで「香港版国家安全法の実施と選挙制度改善によって香港はすでに一新され、今後5年は安定から興隆に向けた鍵を握る時期となる」と述べた。さらに全国人民代表大会(全人代)法制工作委員会主任で基本法委員会主任の沈春耀氏が「1国2制度政策の発展と将来」と題して講演。1国2制度が今後変わるかどうかを注視している人が多いことを挙げて「1国2制度に対する中央の方針は揺るぎない」と強調。ただし全く変わらないわけではなく制度体系は絶えず改善されると指摘し、「実際のところ50年は単なるイメージ的な言い方に過ぎず、50年後も変わることはない。最初の50年は変えることはできず、50年以降は変える必要はない」と言明した。