香港 今世紀末にセントラルは水没

地球温暖化で海面上昇の懸念が高まっているが、香港でも海面上昇による影響が予想されている。8月24日の現地メディアによると、天文台のデータによると、ビクトリア湾の海面は1954年から昨年まで10年ごとに平均31ミリメートル上昇している。気候問題組織の推算では、今世紀末に地球の平均気温が3度上昇し、香港は世界で影響を受ける最初の20地域に含まれており、計6割の居住地は水没するという。世界の気温が1.5度上昇すれば、セントラルの海岸線は香港上海銀行(HSBC)本店ビルと中国銀行(香港)本店ビル一帯まで後退、チェクラプコク空港、新界西北部などの人口集中地もハイリスク地域となる。

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