特区政府統計処は11月9日、2021年10月の中小企業業務状況の統計調査の結果を発表した。同日の政府新聞公報によると、中小企業の業務収益の動向指数は9月の47.8から10月は46.7に低下した。今後1カ月の業務収益の展望動向指数は49.7となっている。
いずれも景況の分かれ目となる50を下回っている。特に飲食業は54.2から44.2に、卸売業は47.4から43.4に低下した。一方で小売業は46.7から48.6に、商用サービス業は46.2から47.5に上昇した。貿易業の新規受注の動向指数は49.4から49.1に低下、今後1カ月の展望動向指数は48.6となっている。